リッチメニューとは?作り方・サイズ・デザイン例とAIで自動最適化する方法
LINEのリッチメニューとは何か、作り方・推奨サイズ・デザイン例を解説。さらに「AIでユーザーごとに最適化」する新しい運用(AINE)まで一気に整理します。
リッチメニューって何?作り方・サイズ・デザイン例を5分で整理。
「全員に同じ画面を出す」運用の限界と、ユーザーごとに最適化するAINE型運用までまとめて解説します。

LINEのリッチメニューって、結局どう作ればいいんですか?画像のサイズも何種類かあるみたいで…。

サイズと作り方を整理しますね。あと、最近は「全員に同じメニュー」じゃなくて「ユーザーごとに変える」発想も増えてきてるので、そこまでお話しします。
- リッチメニューの定義と表示位置
- 推奨サイズ・テンプレ・デザインのポイント
- 管理画面 / Canva / Figma での作り方の違い
- 「全員に同じメニュー」を超えるAI個別最適化(AINE)
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に固定表示される画像メニューです。
来店予約・商品一覧・FAQ・クーポン受け取りなど、ユーザーがよく使う動線をワンタップで届けられる、LINE運用の中でファーストクリック率が最も高い場所。本記事では作り方・サイズ・デザインを整理し、最後に「全員に同じ画面」を超えるAI型最適化まで紹介します。
リッチメニューとは?表示位置と役割

そもそもリッチメニューって、どこに出るやつでしたっけ?

LINEのトーク画面、入力欄の下に出る大きなメニューです。固定表示なので、毎回必ず目に入る一等地ですよ。
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に常時表示される画像型メニューです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示位置 | トーク画面下部・入力欄の下に固定 |
| 役割 | 予約・購入・FAQ・問い合わせなど、よく使う導線を1タップで提供 |
| 容量 | 1画面に最大6エリアを配置可能 |
| 表示条件 | LINE公式アカウントの友だち登録者全員(または特定セグメント) |
「画面の下に常にメニューがある」状態をつくれるので、ユーザーがアプリを開いた瞬間にCTA(行動)を促せます。
リッチメニューはLINEの「画面の一等地」。配信メッセージとは別に、ユーザーがいつでも触れる「常設導線」を作る機能です。
推奨サイズと画像仕様

サイズって何種類かあるって聞いたんですが…。

「大」と「小」の2種類があります。情報量を増やしたいなら大、シンプルに見せたいなら小。
LINE公式アカウントが推奨するリッチメニュー画像サイズは2種類です。
| サイズ | 推奨ピクセル | エリア数の例 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 大 | 2,500 × 1,686 px | 最大6エリア | 商品ラインナップ・複数導線(EC・サロン) |
| 小 | 2,500 × 843 px | 最大3エリア | シンプル誘導(来店予約・問い合わせ) |
その他の仕様:
- ファイル形式: JPG / JPEG / PNG
- ファイル容量: 1MB以下
- テンプレートレイアウト: 公式から複数パターン提供(1分割・2分割・3分割・6分割など)
サイズは「大2,500×1,686 / 小2,500×843」の2択。最初は小サイズでシンプルに作り、配信本数が増えたら大サイズに乗せ換えるのが定石です。
作り方|3つの方法を比較

画像はどうやって作るのが一般的ですか?

3つの方法があります。費用と自由度のバランスで選びましょう。
比較表
| 方法 | 費用 | 自由度 | 学習コスト | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| LINE公式アカウント管理画面 | 無料 | △(テンプレ範囲内) | 低 | 最低限のメニューが欲しい |
| Canva(無料テンプレ) | 無料〜 | ◎ | 中 | デザインに少しこだわりたい |
| Figma / Photoshop | 有料 | ◎◎ | 高 | ブランドガイドラインを徹底したい |
LINE公式アカウント管理画面で作る手順
管理画面で「リッチメニュー」を開く
「ホーム → トークルーム管理 → リッチメニュー → 作成」をクリック。
表示期間とテンプレを選ぶ
常時表示するなら「期間: 長期」、キャンペーン用なら短期間に。テンプレートは1分割〜6分割から選択。
画像をアップロード or 公式テンプレで作成
事前に作った画像をアップ。または公式の「リッチメニュー作成ツール」で簡易デザイン作成も可能。
各エリアにリンクを設定
「予約フォームを開く」「クーポンを表示」「外部サイトへ」などをエリアごとに設定。
保存して公開
すべての友だちに即時反映されます。
最初は管理画面の標準機能で十分。デザインにこだわるならCanva無料テンプレからのスタートが現実的です。
デザインの基本ポイント5つ

デザインの注意点ってありますか?

5つだけ守れば大丈夫です。スマホ画面で読めること、これが最重要。
スマホ画面で読める最低16px相当を維持。1エリアあたり3〜5文字以内が理想。
テキストだけより、アイコン+短い文字の組み合わせで認識が早い。
背景色・アクセント色は2〜3色まで。配色バラバラだと信頼感が落ちる。
「予約」「購入」など主要CTAは中央や色違いで強調。
1度作って終わりではなく、月1で配置やコピーを差し替え、数値で判断する。
「全員に同じメニュー」運用の限界

そもそも、リッチメニューって全員に同じものを出すしかないんですよね?

標準機能だとそうですね。だからユーザーが「自分には関係ない導線」をたくさん見せられて、CTAクリック率が下がるんです。
リッチメニューの標準機能は「全員に同じ画像」を表示します。それゆえに、次のような副作用が出ます。
新規ユーザーに「リピーター向け特典」が出ても響かない。
6エリア表示すると、本当に押させたい1つに集中できない。
毎月新しい画像を作る運用は、デザイナー依存で工数が膨らむ。
これは「全員に同じ画面」という設計の構造的限界です。
ユーザーごとにメニューを変える方法(AINE型)

ユーザーごとに違う画面を出せるんですか?

はい、Lステップなどの拡張ツールで「条件別メニュー切替」ができます。さらにAINEなら、AIがユーザーの状況を見て自動で出し分けます。
リッチメニューの個別最適化には、3段階のレベルがあります。
| レベル | 仕組み | 工数 |
|---|---|---|
| Lv1: 全員同じ | 標準機能 | 低 |
| Lv2: 属性別切替 | Lステップ等の拡張ツールでセグメント別に出し分け | 中 |
| Lv3: AIが個別最適化 | AINE でユーザー状態を見て自動切替 | 低(AIが自動) |
AINE は「LINE運用ぜんぶAI担当者に。」の発想で、リッチメニューの最適化もAIで自動回します。新規/リピーター/離脱予兆の見え方を判断し、最適なリッチメニューに切り替える運用が可能です。
「リッチメニューを綺麗に作る」より、「ユーザーごとに最適なメニューを出す」方がCTAクリック率は劇的に上がります。AIなら工数ゼロで実現できます。
よくある質問(FAQ)
リッチメニューはいつでも変更できますか?

はい、管理画面からいつでも差し替え可能です。期間予約も設定できるので、キャンペーン用の自動切替もできますよ。
何個まで同時に表示できますか?

同時に表示できるのは1つです。ただし期間ごとに自動切替できるので、季節別や曜日別に切り替えるのは可能です。
Canva以外でおすすめのデザインツールは?

Figmaは無料でかなり高機能。Adobe ExpressもLINE公式テンプレ揃い。Photoshopが使えるならそれが最高ですが、初心者にはCanva or Figmaがおすすめです。
リッチメニューでクリック率はどのくらい上がりますか?

業種で変わりますが、設置だけで月間1,000クリック以上の流入を生むことも珍しくありません。配信メッセージのリンククリック率が3〜10%なのに対し、リッチメニューは常設なので累積で大きな差が出ます。
Lステップを入れずにユーザー別の出し分けはできますか?

標準機能だけだと難しいです。属性別の出し分けには拡張ツール(Lステップ等)が必要です。AINEならツール選定から自動最適化まで一気通貫で実現できます。
まとめ|「綺麗に作る」より「ユーザーごとに変える」

リッチメニューは「常設導線」、しかも個別最適できれば最強って分かりました!

その視点が大事!「全員同じ」運用から脱出する一歩です。
リッチメニューはLINE運用の中でファーストクリック率が最も高い場所。サイズ(大2,500×1,686 / 小2,500×843)と作成方法を押さえれば誰でも始められます。
ただし「全員に同じ画像」という構造的限界があります。これを超えるには、Lステップ等で属性別切替、もしくは AINE で AIによる完全自動最適化、というレベルアップが必要。リッチメニューを「飾り」ではなく「個別接客の入口」として使えれば、CTAクリック率は段違いに上がります。
関連:このテーマの全体像を体系的に知りたい方は「LINE公式アカウント完全ガイド」をご覧ください。

