Lステップとは?機能・料金・使い方を徹底解説【AIで文章を自動生成するツールとの違いも】
Lステップの主な機能・料金プラン・導入方法をLステップ公式サイトの情報をもとに解説。一斉配信の反応率やシナリオ設計に悩む方向けに、AIが会話履歴から文面を自動生成するツールとの違いも比較します。
LINE配信、一斉送信の反応率やシナリオ設計の手間に悩んでいませんか?

一斉配信だと反応が薄くて、属性ごとにメッセージを出し分けたいのですが、標準機能だと細かい設定ができなくて困っています。

そのお悩み、よく分かります。属性ごとにシナリオを分けようとすると、条件分岐の設計や配信文の作成に時間がかかって負担が増えてしまいますよね。この章の続きでは、Lステップのような拡張ツールに加えて、AIが一人ひとりに合う文面を生成する方法もご紹介していきますね。
LINE公式アカウントを使ってメッセージを配信していると、「一斉配信だとどうしても反応が薄い」「友だちの属性ごとにメッセージを出し分けたいが、標準機能だけでは細かい設定ができない」といった壁にぶつかることがあります。
セグメントごとにシナリオを分けようとすると、条件分岐の設計や配信文の作成に時間がかかり、担当者の負担が増えてしまうのも悩みどころです。こうした課題を解決する方法として代表的なのが「Lステップ」のような配信拡張ツールですが、近年は会話履歴や回答内容からAIが一人ひとりに合う文面を生成する仕組みを使う選択肢も出てきています。
この記事では、Lステップの機能・料金・導入方法を公式サイトの情報をもとに整理したうえで、シナリオ設計そのものをAIに任せる方法との違いも紹介します。
Lステップとは?LINE公式アカウントを拡張するMAツール

LステップってLINE公式アカウントとは別物なんですか?LINEヤフーが作っているサービスなのかも気になります。

Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張するMAツールなんですよ。ステップ配信やセグメント配信、顧客管理などを追加できます。提供元はLINEヤフー認定のテクノロジーパートナーですが、LINEヤフー社との資本関係はない点だけ押さえておいてくださいね。
Lステップは、LINE公式アカウント(旧:LINE@)の機能を拡張するB2C向けMA(マーケティングオートメーション)ツールです。ステップ配信・セグメント配信・行動のスコアリング・流入経路分析・顧客管理などを追加し、教育(ナーチャリング)から顧客管理までをワンストップで自動化できるとされています。
提供元はソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)で、LINEヤフー株式会社が認定するテクノロジーパートナーですが、LINEヤフー社と直接の資本関係があるわけではない点は公式サイトでも注記されています。
Lステップ自体はLINE公式アカウントの標準機能を土台にした拡張ツールのため、利用にはLINE公式アカウントの開設が前提になります。
Lステップの主な機能一覧

機能がたくさんあってどれが使えるのか分かりにくいです。全部のプランで同じように使えるんですか?

ステップ配信やセグメント配信、自動応答、顧客管理など機能はかなり豊富なんです。ただプランによって使える範囲が違って、たとえばセグメントリッチメニューはスタンダードプラン以上が対象になっていますよ。
Lステップ公式サイトで紹介されている主な機能は次のとおりです。
- ステップシナリオ配信:友だち追加や特定の行動を起点に、最大99,999日後まで配信を設定できるシナリオ配信機能
- セグメント配信:タグや属性など複数条件を組み合わせて配信対象を絞り込む機能
- リマインダーステップ配信:セミナーや予約日など特定の日程から逆算してリマインドを配信する機能
- 自動応答:キーワードに応じて自動返信する機能(完全一致・部分一致に対応)
- 流入経路分析/クリック計測機能:配信文中のURLのクリック数や流入経路を分析する機能
- 回答フォーム:LINE上でアンケートや申し込みフォームを作成・回収する機能
- 顧客管理/友だち情報欄管理:顧客情報をデータベースとして蓄積し、最大100項目のカスタム項目を追加できる機能
- グルーピングタグ/行動のスコアリング:属性でのグループ分けや、クリック・購入などの行動にスコアを付与する機能
- カルーセル・ボタンパネル/セグメントリッチメニュー:選択肢付きバナーの配信や、属性別のリッチメニュー出し分け機能
これらの機能はプランによって利用範囲が異なり、たとえばステップシナリオ配信はフリープランから使えますが、セグメントリッチメニューはスタンダードプラン以上が対象になっています。
Lステップと『AIが文章を自動生成するツール』の違い

Lステップだとシナリオ設計を全部自分でやらないといけないんですよね?そこが大変そうで気になります。

そうなんです、Lステップは事前に用意した文面を条件に沿って出し分ける仕組みなので、シナリオ設計や改善は運用者の方が行う必要があります。一方でAINEのようなAIは会話履歴や回答を見て、一人ひとりに合う文面をその都度生成してくれるんですよ。もちろん送信前に内容を確認したり修正したりもできるので安心してくださいね。
Lステップは、あらかじめ用意したシナリオやセグメント条件に沿って「事前に作成した文面」を出し分ける仕組みです。誰に・いつ・どの文面を送るかを運用者が設計するため、細かく作り込むほど反応率を高めやすい一方で、シナリオ設計や条件分岐の作成・改善は運用者自身が行う必要があります。
これに対して「AINE」のようなAIがLINE運用を担当するタイプのサービスは、会話履歴・回答・タグなどをAIが見て、固定シナリオの当て込みではなく一人ひとりに合う文面をその都度生成し、設定したタイミングで自動送信する仕組みです。
| 項目 | Lステップ | AINE |
|---|---|---|
| 文面の作り方 | 事前にシナリオ・条件分岐を設計し、該当する文面を出し分ける | 会話履歴・回答・タグを見てAIが一人ひとり分の文面を生成する |
| 運用の手間 | シナリオ設計・条件分岐の作成や見直しが必要 | 方針・条件・タイミングを設定し、指示と確認が中心 |
| 料金の目安 | 月0円〜32,780円(プランにより配信数上限あり) | 月18,000円(税込19,800円)〜、一斉配信の通数上限なし |
| 継続的な改善 | 分析結果を見てシナリオ・セグメントを見直す | 教えた知識と修正を蓄積し、次の返信に活かす |
なお、AINEは既存のLINE公式アカウントにもそのまま導入できるため、Lステップと同じくLINE公式アカウントを開設済みであれば検討しやすい選択肢です。ただし導入時には、自社の商品知識・対応方針・送信条件をAINEに教える必要があり、無設定で勝手に送信される仕組みではありません。送信前の文章確認やルールの修正も可能です。
こんな悩み・業種ならLステップ(またはAI活用)が向いている

うちみたいに問い合わせ内容がバラバラな業種でも、固定のシナリオでちゃんと対応できるものなんでしょうか?

業種によって向き不向きはありますね。行動や回答に応じて細かく出し分けたい場合はLステップのようなシナリオ構築型が向いていますが、問い合わせが多様でシナリオに収まりきらない場合は、AIが会話に応じて文面を生成するAINEのような仕組みも選択肢になりますよ。
Lステップ公式サイトでは、人事採用・美容室・D2C(ネット通販)・飲食店・オンラインサロン・英語スクールなど幅広い業種の導入事例が紹介されています。友だちの行動や回答に応じて配信内容を細かく出し分けたい、予約日や購入日を起点にリマインドを送りたいといったニーズがある事業者は、Lステップのようなシナリオ構築型のツールが向いています。
一方で、「シナリオ設計に割ける時間や人手が足りない」「問い合わせ内容が多様で、固定シナリオでは対応しきれない」といった事業者には、会話内容に応じてAIが文面を生成するAINEのような仕組みが選択肢になります。送信前の確認やルールの修正ができるため、完全に自動送信に任せきりにしたくない場合でも運用に組み込みやすい設計です。
Lステップの料金プランを徹底比較

配信数が増えたらどんどん料金が上がっていきそうで、コストが心配です。

Lステップは配信数が増えるほど上位プランへの移行が必要になる料金体系なんです。比較としてAINEの料金プランもこの章でご紹介しますが、AINEは全プランで一斉配信の通数上限がない点が特徴ですよ。
Lステップ公式サイトによると、料金プランと配信数の上限は次のとおりです(初期費用・初月料金はいずれも0円)。
| プラン | 月額(税込) | 月間配信数 |
|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 〜200通 |
| スタートプラン | 5,000円 | 〜5,000通 |
| スタンダードプラン | 21,780円 | 〜30,000通 |
| プロプラン | 32,780円 | 〜50,000通 |
| エンタープライズプラン | 要問い合わせ | 運用規模に応じて個別設計 |
配信数が増えるほど上位プランへの移行が必要になる料金体系です。
比較として、AINEの料金プランは次のとおりです。
| プラン | 月額(税込) | AIチャット件数 |
|---|---|---|
| スターター | 19,800円 | 1,000件 |
| グロース | 49,500円 | 3,000件 |
| プロ | 99,000円 | 10,000件 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
AIチャット件数は、AIによる返信案作成・シナリオ生成・フォーム設計・ナレッジ整理などのAI処理件数を指し、友だち追加数そのものの上限ではなくプラン選びの目安です。また全プランで一斉配信の通数上限はありません。
Lステップの導入方法・始め方

導入するとなると設定が難しそうで、自分たちでちゃんと構築できるか不安です。

Lステップは申し込みから初期設定、シナリオ設計まで順を追って進められますし、構築に迷ったときは契約者向けの個別サポートも利用できますよ。AINEの場合はシナリオそのものを作る代わりに、商品知識や対応方針をAIに教える作業が中心になります。
Lステップ公式サイトの案内によると、導入の流れはおおむね次のとおりです。
1. 公式サイトからプランを選んで申し込む 2. LINE公式アカウントとLステップを連携する初期設定を行う 3. シナリオ配信・セグメント配信・タグなどを設計する 4. 回答フォームやリッチメニューなど必要な機能を設定する 5. 配信を開始し、流入経路分析やクリック計測で効果を確認する
初期設定後の構築方法に迷う場合は、契約者向けの個別サポート(スポットコンサル)を利用できるとされています。
一方、AINEを導入する場合は、既存のLINE公式アカウントに導入したうえで、自社の商品知識・対応方針・送信条件をAINEに教える作業が必要になります。シナリオそのものを設計する代わりに、AIに何を判断させるかの方針を整理する工程が中心になる点がLステップとの違いです。
Lステップに関するよくある質問

無料で使えるって聞いたんですけど、そのままずっと運用できるものなんでしょうか?

フリープランなら月額0円で使えますが、配信数は月200通までなど制限があります。LINE公式アカウント自体の機能を拡張するツールなので、セグメント配信や回答フォームなど公式アカウント単体にはない機能が追加される形ですよ。

シナリオ設計、やっぱり自分でやるのは難しそうです。AIに任せる方法はないんでしょうか?

AINEのように、会話履歴や回答からAIが文面を自動生成し、設定した条件で自動送信するサービスもありますよ。シナリオの分岐を作り込む代わりに、AIへの方針設定が中心になるので負担を減らせます。
Q. Lステップは無料で使えますか? A. フリープランであれば月額0円で利用できますが、配信数は月200通までなど制限があります。
Q. LINE公式アカウントとの違いは何ですか? A. Lステップは公式アカウントの機能を拡張するツールで、セグメント配信や回答フォーム、行動のスコアリングなど、公式アカウント単体にはない機能を追加できます。
Q. LINEヤフーが提供している公式サービスですか? A. 提供元のソーシャルデータバンク株式会社はLINEヤフー株式会社認定のテクノロジーパートナーですが、LINEヤフー社と直接の資本関係があるわけではありません。
Q. シナリオ設計が難しそうなのですが、AIに任せる方法はありますか? A. AINEのように会話履歴や回答からAIが文面を自動生成し、設定した条件で自動送信するサービスもあります。シナリオの分岐を作り込む代わりに、AIへの方針設定が中心になります。
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まとめ|自社に合うLINE運用の形を選ぼう

どちらが自分たちに合うのか、まだ迷ってしまいます。

配信ルールを自分たちで細かく作り込みたいならLステップ、文面の生成そのものをAIに任せたいならAINEのような仕組みが向いていますよ。どちらも今お使いのLINE公式アカウントを土台にできる点は共通しています。

なるほど、少し整理できました。まずはどこを軸に考えればいいですか?

まずは『配信ルールを自分たちで作り込みたいか』『文面の生成をAIに任せたいか』を基準に考えてみてください。どちらの形も既存のLINE公式アカウントをそのまま活かせるので、比較しながら選んでみてくださいね。
Lステップは、シナリオやセグメントを自分たちで細かく設計し、配信内容を自社でコントロールしたい事業者に向いたMAツールです。一方で、シナリオ設計に割ける時間や人手が限られている場合は、会話履歴・回答・タグから一人ひとりに合う文面をAIが生成し、設定したタイミングで自動送信するAINEのような仕組みも選択肢になります。
どちらも既存のLINE公式アカウントを土台に使える点は共通しているため、「配信ルールを自分たちで作り込みたいか」「文面の生成そのものをAIに任せたいか」を基準に検討してみてください。



